キーボード

ここは、ガジェットブログではありませんが、ちょっとなかなか良い買い物をしたなと思ったのでここでご紹介したいと思います。
労働問題との関係はないようですが、どうでしょうか。


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このキーボードですが、
これは、iclever社製(中国)のBluetoothキーボードです。
品名はIC-BK13「maruko」
丸いキートップが特徴です。それで愛称が「マルコ」なのでしょう。
ロジクール社(本社スイスの日本法人)のK380と外観がそっくりでそのパクリのようにも見えますがどうでしょう。

この記事もこのキーボードを使って書いています。
キー配列はJISではなくUS配列になります。
違いは、かな文字がキートップに書かれていない、エンターキーが小さいなどがあります。あとブラウザの検索などをかけると自動的に英数になるようですが、使い勝手はJISとそう変わりはないかなと思います。
ローマ字入力でなく、かな入力をされる人やJISキーボードの入力を極めたひとには、使い勝手が悪い部分もあるかもしれませんが、そこまで文字入力を多くするほどでもないブラインドタッチの初級から中級程度の私レベルのユーザーなら大差ないように思います。

持ち運びを考えたら、実は折り畳み式のキーボードもあるのですが、検討すると150g程度のそれなりに入力作業にも支障のないものあります。値段もかなり安く2,000円台のものも多くありました。ただ、軽量なだけあって折り畳みのヒンジが樹脂製であったりして、すぐに破損する可能性は高いかなと思います。実際そのようなレビューもあります。

また、3つ折りタイプで外側の材質やヒンジががアルミ製のものもあります。
これは剛性に関しては問題ないように思いますが、重量は300g弱程度になります。
このキーボードは、重量327gで折り畳み式よりやや重いのですが、そこまで重さの差を感じることはないと思います。



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これは当然ながら折りたためないので、小さなバッグには入りません。タブレット(iPad mini)のキーボードとしても使えますが、メインはパソコン用と考えていますので、私の場合はタブレットにキーボードを使って何か入力作業をするような場面をあまり想定していません。ですから、あえて折り畳みにする理由がありませんでした。
また一枚板のキーボードの方が故障のリスクが小さいのは当然のことですし、コスト的にもややこちらの方が安くなります。構造から考えたらそれらは当然そうなるでしょう。


これだけ薄いので、仕事用のカバンに入れるのであれば、まったくかさばりません。プライベートだったとしても、バックパックにパソコンと一緒に持ち歩いても何のストレスもないでしょう。
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軽量薄型の秘訣は、リチウムイオン電池内蔵の充電式であることがあげられます。乾電池式だとどうしても躯体が厚くなり電池の重量も加わり、100g程度の重量が加わってしまうことになります。
日本製のキーボードは、このキーボードと同等の値段のものであれば、乾電池式になりここまでの軽量のモデルにはなりません。
ただ、JISキーボードが標準になりますので、そこはプラスの要因になるでしょうか。

実はバッファロー社のキーボードで軽量薄型の製品があるのですが、これより軽くて150g程度ですが、これもUS配列になります。軽量にしようとするとJISは難しいのでしょうか。
また、軽いのは良いのでしょうがボード自体の外寸もさらに小さくなり、キーピッチがやや狭くなります。女性であればほぼ問題ないでしょう。しかし、男性で手の大きい人にはちょっと打ちにくくなるかもしれません。
そして、値段は公式のホームページにはオープンとありますが、相場的には10,000円弱くらいじゃないでしょうか、Amazonで探すと5,000円程度で見つかる場合もあるかもしれませんが、常にその値段で購入することは難しいようです。
ちなみにこのキーボードは2,999円(税別)です。

では、品質的に劣っているのかというとそんなことは無いように思います。
質感は非常に良いです。
キートップの文字がずれていることもないです。
日本人の感覚からしたら、文字がキートップの真ん中にあるのが当たり前で、上下左右にずれているなんてあり得ないでしょうが、海外の製品にはそういうものが見られたりします。

文字は埋め込み式のようで、使っているうちに文字が薄くなったり消えたりすることもないようなつくりです。
そして躯体には軽金属を練りこんだ樹脂をつかっているようで、これだけ薄いボードでもたわむことはありません。打鍵感もノートブックパソコンのキーボードとほぼ同じ感覚です。

中国も最近は人件費も上がってきてコスト的な優位性も下がってきたと言われますが、じゃなぜ日本製の品質に匹敵する品物に対して、これだけのコストパフォーマンスを維持できているのでしょうか。

これは私の憶測ですが、技術的にパクっているということで、研究開発やそれを実現するための人件費などがかからないのではないかと思います。
人件費で言えば、技術者をより少なくしてそれなりの製品を作ることが可能になるように思います。

これに関しては、アメリカが激おこのようで、パクるなと経済制裁を緩めるような気配はありません。
これが世界経済にどれだけの影響を及ぼすか、おそらくマイナスの影響になっているでしょうが、アメリカの言い分は正論であり、これを批判することはできないですし、なりよりもアメリカ政府だけでなく国民も経済的ダメージより筋を通すことを承認しているので、この傾向は続くように思います。

これに関して日本としては、痛し痒しのようにも思います。
当然ながら日本の技術も中国にパクられているでしょう。
メーカーとしては、ちょっとどころか相当に困ったものです。
消費者としては、高品質のものが割安に手にできるというメリットがあります。
実際、私も今回この恩恵にあずかりました。
財界としても中国との経済的関係を切ることはかなり困難でしょうし、それをしたら日本経済に大ダメージを被ることは火を見るよりあきらかです。

今のところユーザーとしては、いかに賢く選択するということになるのかなと思います。
しかし、これでもメーカーに勤めていた経験のあるものとしては、複雑な心境でもあります。

少なくとも正直者がバカを見るような社会であるべきではないと思いますし、考えることも多々あるのではないでしょうか。

そうこう考えていると、外国人労働者の問題なども含めてこれも労働問題とは無関係では無いと言わざるを得ないと思えてきました。
消費も経済活動のひとつです。経済といえば難しく聞こえますが、それは私たちの生活の利便性や豊かさに関わる活動全般になります。
結局は経済と労務問題を切り離して考えることはできないのが実情です。

そしてそれは、その国の政治や政策に大きく関わってくる。
当たり前のことといえば当たり前のことですね。

いかがでしょうか。
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