プロの自覚(続き)

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プロとは、その道をわが職業としている専門家のこのである。・・・ 中略 ・・・
いかなる職業であれ、その道において他人様からお金をいただくということは、
既にプロになったということである。アマチュアではない。

松下幸之助著「道をひらく」の一文です。


プロといえば独立した専門家のイメージですが、松下氏は、サラリーマンであろうが、公務員であろうが、人様からお金をいただくということがプロであると定義しています。
そして「甘えてはいられない」と続けています。

甘えてはいけないというと、厳しいとか辛いというイメージがありますが、本当は楽しいのではないかと思います。

逆に言うと、楽しくないということは、そこには甘えがあるのかもしれません。
例えば、オリンピックを目指している選手も含めた一流のプロスポーツ選手は、日々過酷なトレーニングを積んでいます。
どうして耐えることができるのでしょうか?

マスターズ水泳の45歳区分で50m、100m自由形の世界記録保持者の原 英晃さんは、全国で開催されるマスターズの大会を転戦されています。

もちろんマスターズの大会はプロの大会ではありませんので、それで直接生活をされているわけではないでしょうが、各地で水泳教室のコーチなどもしながら大会に参加されているので水泳のプロと言えるでしょう。

私が九州の大会に参加していたとき原さんも参加されていて、声をかけれるほど近くで見かけましたが、まるでサイボーグのような身体をされていました。
体脂肪率は、恐らく10%を切ってると思います。
噂によると、20年以上揚げ物を口にされていないそうです。
お酒もほとんど飲まれないのでしょうね。

なぜ、そこまでストイックになれるのか。

そのとき、原さんは世界記録を樹立されて、表彰台でインタビューを受けました。
インタビュアが、「そこまで速く泳げる秘訣は何でしょう?」と聞かれると、

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原さんは、
「水泳を愛しているからです」と言われました。

イチロー選手の言葉になぞった部分もあるでしょうが、
多分本音でしょう。

超一流のプロフェッショナルの言葉から
プロの自覚とは何かと考えたら、
「その仕事を愛している」ということでしょうか。


さて、私たちは、今の仕事を愛せているかどうか。

やはり、簡単なことではないでしょう。


しかしながら、その気持ちを持つことは誰でも可能です。
ですが、人様に向かってそれを堂々と言えるかどうか。


その違いなのかもしれません。

そのようになりたいものです。


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